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第96回 英文読解の問題

次の文章を読んで、第1文のtwo relatively simple phenomenaが何であるか、正しいと思われるものを下の4つの中からひとつ選んでください。(filament = 糸状体 lump = かたまり chew on = 〜をかむ starch = 澱粉 burp = げっぷをする carbon dioxide gas = 炭酸ガス)

The science of bread making relies on two relatively simple phenomena: The tendency of certain proteins found in wheat, when mixed with water, to form a web of rubbery filaments called gluten that have the capacity to expand as they trap gas in tiny pockets; and the tendency of yeast, if given a moist lump of flour to chew on, to digest starch and burp out carbon dioxide gas.
(引用元ページへ)

a. 小麦に含まれている特定の蛋白質の性質と、澱粉を消化して炭酸ガスを吐き出すイースト菌の性質
b. グルテンと呼ばれるゴム状の繊維の網を形成する小麦蛋白の性質と、蛋白質を消化して炭酸ガスを吐き出すパン酵母の性質
c. 水を加えてこねると、弾力性に富み炭酸ガスを含んで膨らむことのできる蛋白質「グルテン」を形成するという特定の小麦蛋白の性質と、パン生地の澱粉をエサにして発酵し炭酸ガスを排出するというパン酵母の性質
d. 水を加えてこねると、弾力性に富み炭酸ガスを含んで膨らむことのできる蛋白質「グルテン」を形成するという特定の小麦蛋白の性質と、パン生地の澱粉をエサにして発酵し酸素を排出するというパン酵母の性質


解答・解説

正解はc。全文を訳してみましょう。

パン作りの技術は、2つの比較的単純な現象に依存している。水を加えてこねると、弾力性に富み炭酸ガスを含んで膨らむ蛋白質「グルテン」を形成するという特定の小麦蛋白の性質と、パン生地の澱粉をエサにして発酵し炭酸ガスを排出するというパン酵母の性質である。

つまり、弾力性のあるパン生地が、パン生地の澱粉を食べた酵母が吐き出す炭酸ガスを含んで膨張したところを成形し焼いたものがパンというわけです。

「2つの現象」は、原文で言えば、The tendency of certain proteins (found in wheat, when mixed with water, to form a web of rubbery filaments called gluten that have the capacity to expand as they trap gas in tiny pockets)と the tendency of yeast,( if given a moist lump of flour to chew on, to digest starch and burp out carbon dioxide gas)のことで、どちらも()内がtendencyを修飾して「〜という性質」と訳せます。

a. はその性質の説明が不十分ですし、b. は「蛋白質を消化して」の部分が原文の内容と異なっていますし(正しくは「澱粉を消化して」)、d. は「酸素」の部分が原文の内容と異なっています。

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